諦めないで!水濡れでiPhoneのカメラの曇り、ホームボタン・タッチIDが反応しない時に直す方法はひたすら乾燥だった!

諦めないで!水濡れでiPhoneのカメラの曇り、ホームボタン・タッチIDが反応しない時に直す方法はひたすら乾燥だった!

iPhone8・Xは完全防水ではないのだ

濡らしてもいいという安心感に、僕は溺れてしまいました…

歴代のiPhoneで水濡れを経験している婿どのimmukodono)。

これまではなんとか故障する前に対処出来ていました。

しかし、iPhone8になり、

 ついに防水仕様!ヒャッハー

と聞いていたので、油断してしまいました。
 

いつもiPhoneのフィルム貼りに失敗するので、

 防水ならいけるか!?

と…濡らした状態で剥がす、貼るを繰り返してしまったのです。。。

今回は、
婿どのがやってしまったiPhone内部に水分が侵入してしまったときに悪い対処の仕方と、処置についてのお話。

どうしてもダメな場合は、修理に出しましょう!

自分で修理する場合は


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iPhone8に水が侵入

ガラスフィルムのエアーを抜くために強く押したりしているうちに、水の侵入を許してしまいました。

iPhone8の防水性能は【IP67】

これは防塵性能としては『完全な防塵構造』で、防水性能も『規程の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない』というかなり優秀な性能を誇ります。

IP規格についてはこちらのサイトを参考にしました
IP規格・防水保護構造及び保護等級(日本AVC)

しかし、そんな優秀な性能を持ってしても、実際に婿どののiPhoneには水が入りました。
過信してはいけませんね(๑•́ω•̀)

水が侵入した時の初期症状

婿どののiPhoneは、ガラスフィルムを貼ったあとしばらくたってから、

「SIMカードが挿入されていません」

と表示されました。

SIMカードが挿入されていません

 ???
 ちゃんとささってるよ?

そうこれが、水が侵入した時の初期症状だったのです。

iPhoneの横にあるSIMカード取り外してみると、中に水滴が…

水が侵入した時に絶対やってはいけないこと

この時の婿どのの精神状態は、
冷静を装いながらも、内心はかなり焦っていたようです。

まずは、電源を落として、と…

しかしここからの行動が、
やってはいけないことのオンパレードだったのです(´・ω・`)

空気を送り込んではいけない

まず最初にやってしまったことは、
SIMカードを取り外した穴から息を吹きかけるという所業でした。

空気で水を吹き飛ばそうと、安易に考えて、フーッとやってしまいました。

すると、電源を落としたはずのiPhoneが起動!

これは空気を送り込んだことで、内部に水が侵入し、回路に電気が流れてしまった証拠です。

 やばっ、ショートしなくて良かった…

ファミコンのカセットにフーッとやるみたいなイメージだったんですが、
普通に考えれば分かる結末なのに、どうかしていました。

ドライヤーの熱に注意

内部まで水が侵入したとなると、しっかり乾燥させなければなりません。

そこで出てきたのがドライヤー

しかしその使い方が最悪でした。

iPhoneは精密機械。オーバーヒートなんて大敵に決まっている!

温めるにしても、遠目からじっくり温めなければ

なのに…

なかなか乾く気配のないiPhoneに痺れを切らした婿どのは、
だんだんiPhoneに近づけ、思いっきりドライヤーの風を当ててしまっていました

しまいにゃ、
SIMの穴や、ライトニングケーブルの穴にドライヤーを押し当てて、内部に風を送り込む始末(*´・д・)(・д・`*)

Touch IDをアクティベートできません

その結果どうなったかというと、
乾くどころか、蒸発した水分がカメラ内部にまで侵入して結露。

iPhoneのカメラが曇る始末

そして無常の
このiPhoneでTouch IDをアクティベートできません』の表示。

ホームボタンやタッチIDも使えなくなってしまいました…orz

ドライヤーの熱の危険性

ドライヤーでiPhoneを外部から熱すると、最悪の場合どうなるのか。

まずは表面の局部的な加熱により
   ガラスの変形や破損の可能性

内部への過加熱により
   回路の変形やショート
  バッテリーへの重大なダメージ

つまり、良いことはありません。
ドライヤーを使う時は、加熱のし過ぎに気をつけましょう(自戒の念)

婿どのiPhoneの状態異常

結果的に、やってはいけなそうなことをほぼ全てやってしまった婿どののiPhoneは、

  • ホームボタンが使えない
  • タッチIDも使えない
  • カメラが曇って真っ白け
  • 液晶内に線や曇り
  • バックライトにムラ

という症状と戦うことになりました。
さて、どうしたもんか…




防水仕様vs.内部乾燥の手段

iPhoneの内部を乾燥する為には、どのような方法が効果的なのでしょうか?

iPhoneの優秀な防水性能は、
ひとたび水の侵入を許してしまうと非常に抜けにくく、強固な防護壁となって立ちはだかります(゜_゜)

婿どののように、ドライヤーで過度に加熱してしまうと、かえってiPhone内に水分を充満させてしまうだけなのです。

とにかく乾燥!

ドライヤーによる加熱ではなく、マイルドな加熱により内部の水分を蒸発させる事が重要です。

しかし、とても時間がかかりそうです。

毎日、狂ったように眺めているスマホの画面を見ない時間ができるのは、良いことかもしれませんがσ(^_^;)

炊飯器の上に乗せたり、ホットカーペットで温めたりしましたが、全く持ち運べないのは少し困ります。

乾燥剤とホッカイロ

iPhoneをジップロックに入れてシリカゲルなどで乾燥

そこで考えたのが、
iPhoneをシリカゲルなどの乾燥剤と一緒にジップロックに入れておくこと。
 

 
しかしそのままではなかなか乾燥が進まないので、ホッカイロを携行します。
靴に貼るタイプの小さなホッカイロが便利で効果的でした( ´_ゝ`)
 

 
通信が必要ない夜間などは、
SIMカードを外して通気性を高めた方が乾燥までの時間が短縮できます。

これでなんと次の日には、ホームボタンとタッチIDが復活!

さらに次の日には、そして液晶のムラや、曇りも解消しました(・∀・)♪

今のところ不具合無く、元通り復活しています。

それでもカメラ内部まで乾燥させるまでには4日ほどかかりました。

iPhone内が濡れてしまった時まとめ

 ザックリまとめると…
  • 防水性能の過信は厳禁
  • 対応を間違えると、症状をさらに重くする
  • ドライヤーによる過加熱に注意
  • とにかくじっくり乾燥させる事が重要
  • 乾燥剤とジップロック、そしてホッカイロがおすすめ

ホームボタンとタッチIDが機能しなくなったときは、かなり焦りました。
完全に修理が必要だと。

しかし諦めずに、とにかく乾燥へと切り替えた事でギリギリ回復できました。

もし内部に水が侵入してしまったとしても諦めない方が良さそうですぞ(˘ω˘)

ただし、それでもダメだったり、不安がある場合には、躊躇せずに修理に出した方が良いです。
公式では時間がかかる場合には、『スマホスピタル』のような民間の修理会社で診断だけでもしてみましょう!

気になる方はこちらも
iPhone8のバックカメラを自分で交換してみた

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