取り扱いにはご注意!
専用の道具の素晴らしさはともかく、まずは家にある物で代用してみよう、という試みです。
バイクを含めて電気系をイジるのも好きなので、そろそろちゃんと電気の勉強を始めようと思っている婿どの(immukodono)です(・∀・)♪
今回はお店の配達で使っているバイク【ホンダ ジャイロ】のセルモーターが回らなくなったので、バッテリーチェックをしたお話です。
- 寒いとバッテリーの能力が落ちやすい
- トランスタイプのACアダプターなら充電に必要な電圧を発生させられる
- 発火する危険があるので充電中は目を離さない!
- ちゃんと充電が出来て一安心
冬はバッテリーが上がりやすい
バッテリーは内部に注入してある希硫酸の化学反応により、電気を貯めたり、放出したりしているそうです。
しかし、
冬になって気温が下がってくると、その化学反応が鈍化してしまい、
うまく貯められない…もぅ電気を作れない…
と、バッテリーの能力は低下してしまいます。
寒がりなんですねぇ、婿どのと同じです(๑•́ω•̀)
まさに、うちのジャイロも12月を過ぎた頃から、『キュルッ』とも『スン』とも言わなくなってしまいました。
ジャイロのバッテリーの場所
そこでバッテリーをチェックしてみることにしました。
ジャイロのバッテリーは、シートの足元。
カバーを外せばすぐにバッテリーにアクセスできるので、メンテナンス性が良いですね^^
バッテリーの元気さの目安は、電圧を測ってみることで分かります。
ただし、
電圧はバッテリーに直接テスターを繋げて測る(いわゆるバッ直)ので、テスターのツマミを確実に電圧(V)にセットされているか確認し、気を付けて行わないと危険です(゚-゚;)
で、
ジャイロくんの検査結果はというと…
写真を撮り忘れましたが、
『11.9V』と計測されました(゜_゜)
バッテリー充電の目安として昔調べて作った表を見てみると…
12Vを下回っているので、相当バッテリーはヘタっています。
バッテリーを充電してみる
仕事用のバイクなので、毎日のように乗っています。
それなのにバッテリーがここまでヘタっているという事は、すでに交換必至な状態なわけですが、
この冬を乗り切ればまだイケるかもしれない…
という希望のもと、充電を試みることにしました。
使うのは、かつて何かで使っていたであろうACアダプター。
アダプターだけが残っていて、何用のものなのか分からないので、心置きなく再利用させて頂きます。
サイズが昔のファミコン用くらいデカイのでかさばります(。・_・。)
しかし、重たいのは『トランスタイプ』と呼ばれるアダプターで、定格は12Vとなっていますが、電流量によってはバッテリー充電に必要な15Vほどの電圧を発生させることが出来ます。
今回、プラグ部分は必要ないので、ニッパーでチョッキンします。
配線を長めに割いて、再利用しやすいように先端はクワ型端子をカシメました。
プラス側の配線がどちらか分かりやすくする為に、テープを貼って目印にしています。
では実際に充電していきます。
バッテリーをACアダプターに繋ぐ
ジャイロから取り出したバッテリーはこちら。
『YTZ7S』というGSユアサ製の純正バッテリー。
買うとめっちゃ高い!
一万円くらいするので、充電して冬を乗り切れたなら嬉しい!という気持ちを分かって頂けるのではないでしょうか(´・ω・`)
ACアダプターで充電する際は、プラス→マイナスの順に接続します。
充電中の電圧を測ってみると、『15.23V』と若干高めです。
また、電流量も『0.8A』で少し多めでした。
そのため、メーカー推奨の5〜10時間よりも少し短めの充電を試みることにします。
充電中はテスターで随時チェックし、周りに燃えにくいものの無い場所で行いました。
12Vは電圧としては低いと思われがちですが、発火するのには十分な電圧です。
電気はナメると痛い目どころか死亡する可能性もあるので、油断しないようにしましょう、マジで。
そして、
3時間が経過した頃、出前の注文が入りました。
もう少し充電しようと思いましたが、出前が入っては仕方ありません。
ここらで充電をストップしてセッティングします。
充電を外すときは、マイナス→プラスの順番に。
ジャイロに取り付け
バッテリーを元に戻していきます。
バッテリーの配線は、プラス→マイナスの順番に取り付けます。
あとは固定用のバンドをネジで止めるだけなので、あっという間ですね^^
肝心の電圧ですが、取り付け後に計測したところ『12.79V』となっていました。
本当は充電後、しばらく置いてからじゃないと実際の数値は出ないのですが、出前が入っちゃったので仕方ありませんσ(^_^;)
とりあえず、セルが『キュルッ』と回りました!
どのみち応急処置的な充電のつもりで、すぐにヘタっても文句は言えないと思っていましたが、数日たってもセルが回ってくれます。
このまま気温が暖かくなれば、次の冬までこのバッテリーのままいけるかもしれません。
とりあえずは良かったです♪
ACアダプターで充電まとめ
- 寒いとバッテリーの能力が落ちやすい
- トランスタイプのACアダプターなら充電に必要な電圧を発生させられる
- 発火する危険があるので充電中は目を離さない!
- ちゃんと充電が出来て一安心
バイク用バッテリーの充電は、専用の充電器で行うか、バイク屋やガソリンスタンドに持ち込んで行うのが1番だと思います。
今回は、
たまたま使えそうなACアダプターがあったので、試しにやってみたという実験的な記事でした。
バッテリーとアダプター、双方に発火の危険があるので、少しでも不安がある場合は絶対にやめましょう。
婿どのの場合はうまくいきましたが、ACアダプターの種類や出力の違いなどでも結果が異なると思います。
試してみる場合は、テスターで監視しながら、自己責任で行ってくださいm(_ _)m
では、今回はこの辺で(*˙︶˙*)ノ”
バッテリーがヘタったら、互換性のある安いバッテリーを探してみるのも手ですね♪
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