ちょっとした事なんですけどね
昔はくっつける系の商品にはなんでも吸盤が使われていた気がしますが、最近は強力な磁石など様々な工夫がされています!
いろんなアイディアで、世の中はどんどん便利になりますね。
こんにちは!
タコの吸盤焼きが大好きでおなじみの婿どの(mmukodono)です(・∀・)♪
それ以外で好きな吸盤を挙げるとしたら、
小さな吸盤が全面に付いたボール状のおもちゃでしょうか。
ガラスに付いたボールを剥がすときのプチプチプチっという感触がたまりません。
すごくどうでもいいお話。すみません(。・_・。)
さて、
遊び道具の吸盤なら吸着力はあまり気になりませんが、普段使うところの吸盤グッズは、強くくっついていてほしいものです。
今回婿どのは、吸盤の吸着力を上げ、落ちなくなる方法を発見したのでご紹介します(´ω`)
- 吸盤の戻る力と空気圧とのせめぎ合い
- 世紀の大発見かと思ったら、伊東家の食卓でかなり前に紹介されていたらしい
- 婿どの的には『ハンドクリーム』よりも『ジェル状美容液』がおすすめ
- 塗布することで吸盤内の真空状態を長期間保持でき落ちない
吸盤がくっつく原理って
婿どのの家で使われている吸盤は、タオル掛け・補助便座掛け・三角コーナーの3選手。
よく使う物が故に、頻繁に落ちる。
タオルなので床について欲しくないですヨネ(´・ω・`)
狭いトイレでスゴクかさばる子供用の補助便座。
吸盤で引っ掛けられるこいつはわが家の救世主。
でも、
リビングでくつろいでいると、時々…
ガッ!ゴゴン!!
とすごい音を立てて落っこちます。
やはりトイレなので床について欲しくないですヨネ(´・ω・`)
三角コーナーは、水回りなので吸盤に水分が含まれて落ちにくいですが、やはり時々取れたりします。
袋のまま捨てられるので衛生的なのですが、出来ればあまり触りたくないので、外れて欲しくないですよね(。・_・。)
さて、どのように工夫を施すか。
まずは、
吸盤たちを落ちにくくする方法を見つけるために、吸盤がくっつく原理を勉強しました(・∀・)♪
大気圧の差を作り出し、くっつく
原理については、『でんじろう先生のハピエネ! 』という番組のHPで吸盤の実験が紹介されていたので、参照したいと思います(´ω`)
空気中には常に空気の圧力「大気圧」が働いています。
吸盤を平らな板に押し当てると、板と吸盤の間の空気が無くなるので、外側からの大気圧によってくっつくのです。
とのこと。
ただし、
この説明だけでは言葉足らずな気がします。
吸盤は、完全に空気が無くならなくてもくっつきますし、壁に物を押し当てて間にある空気を無くせばどんな物でもくっつくか、といえばそうでは無いような気がします。
外側からの大気圧によってくっつく、という部分がなんとなく理解できないのです。
そのため、
さらにこちらの『コップはなぜ落ちない?』という日本ガイシ のHPを見てみると…
シートをコップに置くときは、軽く押しつけて密着させるので、コップ内の空気の体積が少し減少します。そのままコップをつり上げると、シートが上に引っぱられて、コップ内の空気の体積が少し増加します。つまり、空気の密度が低くなって圧力が下がります。
なるほど!
引っ張ることによって体積が増え、コップ内だけ空気が薄められる結果、相対的に外の大気圧との差が生まれてくっつくという訳ですね(・∀・)♪
吸盤の場合はどうか?
吸盤は、潰れると『お椀型の形状へ戻ろうとする力』が働きます。
一見、
『くっつく力』とは反対の『離れようとする力』がかかる訳です。
その『元に戻る力』によって吸盤内の体積は増えようとします。
このときに外からの空気が内部に侵入しなければ、内部の気圧は大気圧よりも相対的に小さくなります。
その結果、
今度は気圧の低くなった吸盤に外側から空気が流れこもうとするが中まで入れないという状態になります。
これが【吸盤を押さえつける力の正体】です(*´ω`)(´ω`*)ネー
とにかく吸盤がくっつくためには、
戻る力と押さえる力が常にせめぎ合っている状態が生まれているのです。
そこで条件として、
- 吸盤に戻ろうとする力があること
- 外側の空気が入らないこと
が必要であるということが分かりました!
吸盤の吸着力をアップさせる工夫
吸盤の理論は体感的には分かっていても、説明するのは簡単ではありませんでした。
でも、
吸盤の吸着力を上げるための工夫も、実は体感的に分かっていて、【吸着面に水を付ける】というやり方は皆がやっている事だと思います。
水で濡らすことで表面の凸凹をならし、吸盤を密着させることができます。
これにより、【外側の空気が入らないこと】という条件を補強しているのですね(。 ・ω・))
しかし、
水に濡らす方法は一時的に吸着力が増しても、蒸発して乾いてしまうとその効果は終了してしまいます。
暑い夏も、乾燥する冬も、水分を保っていられれば吸着力は保持できるのですが…
え、それってお肌と一緒じゃない?
婿どのは気づいてしまいました。
吸盤の吸着力と、お肌の調子を保つ方法は、お互いに水分が大事ということに!
ということで、お肌をケアするように吸盤もケアしてあげればいいのです。
そこで、
婿どのが普段使っている『ちふれ』のうるおいジェルを塗って吸盤を取り付けてみました!
未だに落ちずにくっついたままのタオル掛け。
子供が引っ張ったりもするので、かなりの負荷がかかっているはずなのですが、一向に落ちる気がしません。
むしろ、タオル掛けのパーツの方が先に取れてしまい、ボンドで止めてまだ使ってます笑
吸盤が取れたら買い替えようと思います(。・∀・)ノ
伊東家の食卓でやってたらしい
という訳で、
1年前にやってみた事を今さら記事にしてみたのですが、この画期的!と思われた方法は、裏ワザを集めた伝説の番組『伊東家の食卓』で紹介されていたそう。。。
それでもちふれがいいと思う
伊東家の食卓で紹介されていたのは、【ハンドクリーム】を塗る方法。
でも、
婿どのはハンドクリームよりも、ちふれのような、サラサラ過ぎずドロドロ過ぎない【ジェル状の美容液】を使う方法の方が良いのではないかと思います。
ハンドクリームの主成分は、乳化した油脂。
ネットリしているので、吸盤の吸着力をアップさせてくれるのは間違いないのですが、
ゴム製の吸盤の場合、油による劣化を早めそうです。
またクリームによっては、カチカチに固まってしまう事もありますね。
ハンドクリームは固すぎるのです。
ジェル状の美容液は、油分が少なく、水分量が多いのでそういう心配は少ないです。
水分が多い分乾燥してしまいそうですが、1年以上吸着力を保持しているうちの吸盤が、「そこは大丈夫だ」と証明してくれています(。•̀ᴗ-)
どちらにしても吸盤が落ちて落ちて仕方がない方は、自宅に余っている保湿クリームなどを塗ってみてはいかがでしょう?
吸盤の吸着力UPまとめ
- 吸盤の戻る力と空気圧とのせめぎ合い
- 世紀の大発見かと思ったら、伊東家の食卓でかなり前に紹介されていたらしい
- 婿どの的には『ハンドクリーム』よりも『ジェル状美容液』がおすすめ
- 塗布することで吸盤内の真空状態を長期間保持でき落ちない
今まで、
付けては落ちてを繰り返していた吸盤グッズが、ちょっとした工夫で全然落ちなくなりました!
落ちないと分かれば、安心感を持って色んな物を吸盤で引っ掛けることが出来ますよね( ´_ゝ`)
100均にはたくさんのグッズが売っていますので、いろんな場所に吸盤を使ってあげて下さい!
ちなみに、吸盤の戻る力が弱くなってしまった場合でも、お湯につけて戻すことが出来るそうです( •̀ .̫ •́ )✧
NHKらいふ というページに、くっつかなくなった吸盤を直す方法が紹介されていました。
すぐ捨ててしまうのは勿体無いので、こちらも試してみてください!
では(*˙︶˙*)ノ”
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