トリシティにヘッドライト連動のフォグランプを取り付けたお話

トリシティにヘッドライト連動のフォグランプを取り付けたお話

3極カプラーでスイッチいらず

最近乗り始めたYAMAHAのトリシティ155。ななめからのフォルムは、ゴツゴツしていてカッコイイんですが、 正面から見ると何かものたりない気がする…
前輪の隙間を何かで埋めたくて、フォグランプを設置してみました。

新しいオモチャ(バイク)を手に入れて、何だかワクワクしている婿どのimmukodono)です(・∀・)♪

トリシティの定番カスタムとして、導入している人も多いフォグランプ

婿どのの場合、都内を走ることが多いので、ヘッドライトの明るさにはあまり不満を感じていないのですが、今回は単純にカッコつけで取り付けました笑

それもバイクいじりの楽しみ方の1つだと思うのです(˘ω˘)

 この記事をザックリまとめると…
  • 海外通販で、恐ろしく安くフォグランプが買えた
  • 取り付け位置の確認等にヤマハ純正アプリが便利
  • ヘッドライト配線にハーネスをかませると点灯が連動
  • 明るさ・視認性・自己満足度が増


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海外通販が安かったので。

DUCATIに乗っていた頃から、ebayなどの海外ECサイトをよく利用していたのですが、日本では手に入らないようなものが見つかったり面白いんですよね^^

一昔前のWishや、最近はAliexpressやTEMUなど、本当に安いものが手に入るようになりましたね。

品質には妥協も必要ですが、上手に利用するのはアリだと思います!

さらに、
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ポイ活はしないともったいない!

AliExpressで購入

海外通販のAliExpressで購入した汎用のLEDフォグランプは送料無料で300円という格安超お得価格だったので、ヤマハトリシティ用に購入して取り付け

送料込みで1つ300円の恐ろしさ

今回購入したのがこちらの商品。

300円で送料無料とか意味が分からないくらい安いです…

これをどこに取り付けるかというと、ヘッドライトのすぐ下部分にある謎の穴。M6ボルトが入ります。

AliExpressで購入したLEDフォグランプをYAMAHAトリシティ155に取り付けるための位置はヘッドライト下の前両輪を支えるプレートの穴に決めました

ここに取り付けておくれ、と言わんばかりの穴が存在

トリシティのフォグランプ取付け定番位置のようですが、過去モデルでは、ここに何かをビス止めしていたのでしょうかね?

中古で購入したトリシティなので、

本当はここに何かが付いていたんでは…

と不安になり、パーツリストの画像を確認してみましたが、何も付いてなさそうで安心。

YAMAHAトリシティ155の前輪の間にある穴にフォグランプをM6ボルトで取り付ける予定なので、パーツリストで確認

YAMAHA純正アプリ 「Parts Catalogue」より引用

純正アプリを用意してくれてるの親切ですね^^
ヤマハ車は初めてだったのですが、とてもありがたい!

YAMAHA Parts Catalogue

YAMAHA Parts Catalogue

Yamaha Motor Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

ホームセンターで用意したもの


取り付け位置が決まったので、善は急げでホームセンターへ駆け込む。

駆け込んでから色々考えるのが好きです笑

まずはM6のボルトを物色。
フランジタイプをチョイスしました。長さは15 mmで、しっかり固定したいと思います。
材質はステンレス製で、サビ防止。

さらに、ばね座金も用意しました。
緩み止めとして頑張って頂けたらと。

あとはL字のステー
フォグランプと同色のブラックで、 目立たないように小さめを選びました。強度的にも小さい方が強いでしょう!

全て100円台なので、コストもほとんどかかりませんね!

ホームセンターで購入したLEDフォグランプを取り付けるようのL字ステーやフランジタイプのM6ボルト、バネ座金を用意して取り付け位置の確認のために仮組み

仮組みしてみた

通電してみたら思っていたよりも明るいのですが…
2つあるうちの片方はカットラインが出る光り方なのに、もう1つは広ーく丸く全体を照らすような光り方でした。

見た目は同じなのになぜ違うの?
そういう仕様?

ムラっけがあるのも、海外通販あるあるですけどね。可愛いやつめ。

スイッチは無し。ヘッドライト連動にしたい

先走ってステーなどを用意したものの、電源の確保などについて全く考えていなかったので、ようやくリサーチ開始。

調べてみると、
トリシティにフォグを取り付けている方のほとんどが、
ハンドル部のアクセサリー電源から配線し、
ON/OFFスイッチも取り付けているようです。 フムフムなるほど。

婿どのもそうしようかな、と思ったのですが、

カッコ付けで設置するのに、フォグランプを消すかな?オレ。

と少しだけ考え、ヒューズは取り付けるにしても、スイッチは使用しないことにしました。

その代わり、
ヘッドライトが点灯している時のみ、フォグランプが点くようにしたいと思います!

トリシティのヘッドライトは、エンジンと連動するようになっています。

キーONしただけではヘッドライトは点灯せず、エンジンが始動すると点灯する仕様です。

エンジン始動後も、サイドスタンドを立てるとエンジンが停止するため、ヘッドライトは消えます。

バッテリー負荷を軽減するためキーONしてもエンジンがかかるまではヘッドライトは点灯しないので、フォグランプも連動して点灯消灯するようにしたい

エンジンOFF時はポジション灯のみ

これはバッテリーに負荷をかけない為なのでしょう。
フォグランプを増設すれば、当然さらに負荷がかかります。
エンジンOFF時にはフォグランプも消えるよう、ヘッドライト連動にしたいのです。

そこでヘッドライトの配線を探るため、パーツリストを眺めていたら、ヘッドライトのカプラが、OBD2の車両診断をした時 にも使ったことのある防水3極カプラーであることが分かりました。

トリシティ155のヘッドライト配線がどうなっているのか確認するため、YAMAHA純正アプリでパーツリストを確認したところ、防水3極カプラーで接続されていることが分かりました

ヘッドライトはHi/Lowと−の3極のカプラですね

3極カプラを分岐させて、ここから電源を取れば、ヘッドライト連動になるはず!

でも新しく3極カプラを買って電源を分岐させるのはちょっと面倒だなぁ、なんてボヤきながら検索していたら…
こんなに便利な商品を発見しました

3極カプラーから、アクセサリー電源を取るアイテムです。
今回はこれを活用しようと思います!

ヘッドライトからフォグランプ電源

ヤマハトリシティのフォグランプをヘッドライトと連動させるため、防水3極カプラーに接続してACCを分岐できる電源取り出しハーネスを購入

届いたハーネスを見てみると、

 黒のマイナスからと、
   茶色の配線からACC

が分岐されていました。

ただ、
この商品はトリシティのヘッドライト用ではないので、そもそもこのACCがLow側の配線かどうか分かりません。
なので、 実際に付けてみて判断するしかありませんでした。

先に結論を言うと、
ACCはHi側だったので、 このままフォグランプを接続するとHi時のみの点灯となってしまいます。
Low時でも点灯したいので、白の方も分岐させることにしました。

ハンダで分岐

ヤマハトリシティのフォグランプ用に購入した電源取り出しハーネスの茶色配線からACCアクセサリー電源が分岐されていたが、ヘッドライトと接続するとHi側と道通したため、白色をハンダで分岐してLow側を確保しギボシをカシメた

ハーネスの間が短いので、白のビニール被覆に切り込みを入れて、ハンダを染みこませた分岐用の配線を巻きつけ、コテで接着し、ビニールテープで絶縁しました。

配線をコンパクトに分岐するため、配線に切込みを入れ、ハンダを染み込ませた分岐用配線を接着

写真を撮り忘れたので、「DIYラボ 」さんの写真を掲載

また、
フォグランプに元々接続されている配線が少〜しだけ短かったので、ギボシを使って延長しましたよ^^

あとは万が一、フォグランプがショートするなどの異常があった時用に、ヒューズを追加しました。

ギボシをカシメてフォグランプ用の配線に接続出来るように加工

ギボシをカシメるのって気持ちいいから好きです

ギボシをカシメた時のスリーブの向きをいつも間違えるのですが、短い方がギボシ側で、予め配線に通しておく必要があります

スリーブの向きがいつも分からなくなるので、備忘録的に

これでようやく準備が完了したので、実際に取り付けたいと思います!

AliExpressで購入したフォグランプをヤマハトリシティ155に取り付けるためには、配線を少し延長する必要があったため、ギボシでエクステンション

外装の外し方

ヤマハ純正アプリのパーツリストを確認して、ヘッドライト配線にアクセスするため、スクリーン、フロントグリル、メーターカバーを取り外し、フォグランプを取り付け

まずはパーツリストで予習

ヘッドライト周りのカウルを取り外す必要があります!

  • スクリーン
  • ヘッドライト上のグリル
  • メーターカバー

上記3つを外していきます!

スクリーンの外し方

YAMAHAトリシティ155のスクリーンの取り外し方

スクリーンが落下しないように気をつけて

スクリーンはプラスチック製のネジ4つで止められています。

プラスチックなので、締めすぎ、力の入れすぎに注意しましょう。
ナメっちゃうし、最悪割れます((;゚Д゚))

スクリーンがクッション用のゴムブッシュに貼り付いてなかなか外れなかったので、すき間にスクレーパーなどを入れて、ツンツンすると剥がれました。

グリルの外し方

グリルは、2つのネジと3つの爪で固定されています。

ネジはハンドルの付け根にあるので、ハンドルを左右に切ってネジにアクセスします。

YAMAHAトリシティ155にフォグランプを取り付けるためのヘッドライト配線にアクセスするため、フロントグリルの取り外し方を確認すると、2つのネジと3つの爪で固定されている

真ん中の大きな爪は結構しっかり入っているので、なるべく垂直に持ち上げるようにして外します。

YAMAHAトリシティ155のヘッドライト上のフロントグリルの爪3つの位置

外す時の力の入れ方がいつも分からない…

左右2つある爪の金具は取れる場合があるので、無くさないようにしましょう。

YAMAHAトリシティ155のヘッドライト上のフロントグリルの爪の穴の位置

取り付ける際に入れる穴はこちらです

メーターカバーを外す

最後の砦メーターカバー!
スクリーンが止められていた金属製のステーに4つのキャップスクリューがありますので、六角レンチで外します。

YAMAHAトリシティ155のメーターカバーを外すためにはスクリーン取り付け用ステーを6角レンチで取り外す

続いて、
左右合わせて4つのネジで止まっているので、 これを外します。

YAMAHAトリシティ155のメーターカバーの取り外し方はネジ4つを外すだけ

全てのネジを外したら、
カバーをななめ上へズラす様に持ち上げると、すぐ3極カプラーがお目見えします。

YAMAHAトリシティ155のヘッドライト配線はメーターの裏側にある

カプラーにアクセスするだけなら、完全に取り外さなくてもOK

ヘッドライト配線にハーネスをかます

ハーネスを購入した時点では、実際にヘッドライト配線を見たわけじゃなかったので、本当に取り付けられるか一抹の不安がありました(。・_・。)

でも、こうしてヘッドライトの3極カプラーに出会えて感動!

で、
カプラーの爪を押しながら引きぬくのですが、固着していて中々外れませんでした…

ラジオペンチを使って慎重にやりましたが、上手に引き抜かないと、カプラーを割ってしまったり、配線を痛めてしまいそうですごくイヤな感触でした(゚-゚;)
指先がすごく疲れるので、ラジペンやプライヤーがあると良いですかね。

どちらにしても、力の入れ過ぎには注意です。

YAMAHAトリシティ155のヘッドライト配線にLEDフォグランプを接続して点灯テスト

3極カプラーのハーネスを装着し、配線を繋げます

あとは、
フォグランプをM6のボルトで固定。

前輪のすき間からのぞき込み、配線をケーブルなどが束ねられた所に沿って、メーター横まで通します。

Hi時には、LowとHiが両方導通するので、
このハーネスを活用してライトを増設するときは、それを念頭に配線すると良いですね。

ついでにウインカーにアクセス

YAMAHAトリシティ155のメーターカバーを外せば、フロント側ウインカーをLEDに交換出来る

ちなみに、
メーターカバーを完全に取り外すと、ウインカーに上から手が届くようになります。

反時計回しでウインカーソケットを取り外すだけなので、簡単に交換できます。

取り付け完了!

キーON時はポジション灯のみが点灯

エンジンをかけるとフォグランプが点きます!

YAMAHAトリシティ155にLEDフォグランプを取り付けたところ、かなり明るく視認性が向上するので、バイクの存在をアピールできるので事故を未然に防止する可能性がある

足元をしっかり照らしているのがよく分かります

取り付けた感じは、意外とコンパクトで主張しない仕上りでした。

ブラックの車体にブラックのランプなので、違和感なく装着でき満足です。

点灯してみると、想像以上に明るい(*´▽`*)

片方がぼんやり全体を照らし、
片方はズバッと前方を照らす光り方だったので、役割分担が出来ています。 (たまたまなのか?)

フォグランプが点灯すると、ヘッドライトよりも遠くを照らすことが出来るし、かっこいい

視認性が向上し、存在感が増したように思います。

安全に走行する為にも、自分の存在をアピールすることはとても重要ですね!

YAMAHAトリシティ155にLEDフォグランプを取り付けたビフォアアフター

光軸が上がってしまっているので、まだ
調整が必要ですが、光量が圧倒的に増えています。

ライト位置が、ヘッドライトより低いので、 遠くまで照らせるのもGoodです!

トリシティのフォグランプまとめ

 もいちどザックリまとめると…
  • 海外通販で、恐ろしく安くフォグランプが買えた
  • 取り付け位置の確認等にヤマハ純正アプリが便利
  • ヘッドライト配線にハーネスをかませると点灯が連動
  • 明るさ・視認性・イケてる度が増

長々と書いてしまいましたが、
今回のバイクいじりはトータルでも2000円かかっていない経済的なものとなりました^^

バイクにお金を掛けたくない方にもオススメなカスタムですね!

何より、
視認性アップは事故回避に繋がりうるので、やり過ぎない程度のライティング増はアリだと思います!

バイクってお金がかかるイメージですが、婿どのどうしたらお金をかけずに遊べるかしか考えていないので、お小遣い制でも出来るバイクいじりを、また考えていきたいと思います(˘ω˘)

アリエクで見つけたナックルガードが欲しかったり、
TEMUで買ったカーボンフイルムで、傷隠しイメチェンとか、
色々やりたい事はまだまだあります!

また暇を見つけてご紹介出来ればと思います。

では今回はこの辺で(*˙︶˙*)ノ”

YAMAHA Parts Catalogue

YAMAHA Parts Catalogue

Yamaha Motor Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

「16%」は執筆当時の還元率です

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