頭が痛いと思ったら熱中症かも
このまま外にいたらマズイと思って家の中ににいたら、頭痛がしてきました(・∀・;)
これって熱中症の一歩手前だそうな。
汗っかきで、仕事をしているとすぐTシャツがビショビショになってしまう婿どの(mmukodono)。
昔から水分補給には気をつけていたんですけど、今日はちょっと危なかったです(; ・`д・´)
大人ならすぐ対応出来ても、小さい子供やお年寄りが熱中症になってしまった時には、一刻を争うかもしれません。
先日(2018/7/19)のミヤネ屋で、
ユニセフ推奨の経口補水液の簡単な作り方を紹介していました( ´_ゝ`)
婿どのの家でも実際に作ってみました!
この記事のサマリー
- 経口補水液は自宅でも簡単に作れる
- 塩分の摂り過ぎになるので、飲み過ぎないこと!
- リンゴ酢を入れると飲みやすいオススメ
- 経口補水塩を紙に包んで持ち歩こう!
経口補水液の作り方
熱中症の危険性が叫ばれるようになって、ここ数年注目されているのが経口補水液。
所さんのCMでも有名ですね(*˙︶˙*)ノ”
買うと意外に高い経口補水液ですが、自宅で簡単に作ることができます!
経口補水液の作り方は、ユニセフのホームページを参照しています
1Lの水に対して、
砂糖 小さじ 6杯(大さじ2杯)
食塩 小さじ 1/2杯
これをよく混ぜるだけで完成です(・∀・)♪
ものすごく簡単!
ただ…
保存料などもちろん入っていないので、その日に飲みきる必要があります。
なので婿どのは、半分の量で作りました!
500mlのペットボトルに
◆砂糖 小さじ 3杯(大さじ1杯)
◇食塩 小さじ 1/4杯
と水を入れてシェイク!
水の25倍のスピードで体内に吸収されるそうです!
経口補水液を飲む上での注意点
経口補水液は、ポカリスエットなどの清涼飲用水とは、考え方が根本的に違います。
OS-1の説明書きには、
医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士の指導に従ってお飲みください。食事療法の素材として適するものであって、多く飲用することによって原疾患が治癒するものではありません。
とあります。
そもそも経口補水液は、
脱水症状の際に、血管へ直接水分を補給する点滴治療の代替として、
口から水分を補う治療(経口補水療法)の為に考案されたものだそうです。
簡単に言うと、
治療用のものなんだから、喉が乾いたときにグビグビ飲むとか無しだからね!!
といった感じです( ´_ゝ`)
昔、薬箱に入ったトローチが美味しくて、たくさん食べてしまった事を思い出しました。
塩分量に注意!!
先の作り方で作った経口補水液には、食塩が500mlで1.5gも溶かしてあります。
この数値は、一日の塩分摂取量からするとかなり多いです。
厚生労働省が定める1日あたりの塩分摂取量の目標値
◇男性・・・・8g
◇女性・・・・7g
日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書より引用
さらに、
WHO(世界保険機関)が定める1日の塩分量目標値では5g未満とされています。
WHOの数値目標で考えると、500mlの経口補水液を一本飲むと、
一日の約1/3の塩分を摂取してしまうことになります(゚-゚;)
知り合いのお医者さんが、
「経口補水液を大量に購入して、一日一本飲んでいる患者さんに何人も出会う」
という話をしていたことがあります。
言うまでもなく、塩分の摂り過ぎは高血圧や動脈硬化の原因になるなど、体に悪影響を及ぼします。
熱中症予防のつもりで飲んだ経口補水液で、体を壊してしまっては元も子もありません(/ω\)
熱中症の初期症状である
『めまい・立ちくらみ・倦怠感・吐き気・頭痛・筋肉のけいれん』などを感じた時はもちろん、
『普段よりも大量に汗をかいた時』には積極的に飲んだ方が良いですが、
それ以外の時には用量を考えた方が良いですね。
単なる喉の乾きに経口補水液を飲むのはやめましょう(๑•̆૩•̆)
ユニセフと経口補水療法
そもそも経口補水療法という考え方はユニセフが推奨しているものです。
ユニセフの子供向けサイトには、
ユニセフの仕事内容として、子どもたちの命と健康を守るための大きな柱として『経口補水療法を広める』ことが紹介されています。
開発途上国では安全ではない水などが原因で子どもたちはしばしばおなかをこわし、げりになります。そんなとき、じゅうぶんに水分や栄養をおぎなうことができないと、脱水症状(だっすいしょうじょう)になり命をうしなってしまいます。
じっさいに1年間に150万人の子どもたちがげりから脱水症状になり、5歳をむかえる前に亡くなっているのです。
そんな開発途上国において、子供の命を救う為に考えだされたのが『経口補水療法』というわけです。
脱水症状になった子供には、まず体内に水分を補給する必要があります。
しかし従来のやり方は、注射や点滴を使って直接静脈に食塩水を入れていました。
注射や点滴を使うには、当然、医師や看護師などの医療従事者が必要です。
その点、この経口補水液を使えば医療従事者も必要ありませんし、コストの低さは歴然です。
一人でも多くの人を救うために、手軽でお金のかからないこの経口補水療法を、ユニセフは積極的に啓蒙しているのですね。
命を救うために。
このワードは、少し前まで平和な日本では大げさに思ったかもしれません。
しかし、この異常なまでの暑さで、亡くなる方が増えています。
熱中症により全国で救急車で運ばれた人の数
(いずれも6月第4週〜7月第3週の合計)2015年…18458人(うち死者25人)
2016年…14920人(うち死者22人)
2017年…20722人(うち死者21人)今年…38798人(うち死者83人) pic.twitter.com/J2XpLSYfjW
— バレット (@Barrettm95sp) July 24, 2018
命を守る為に経口補水液を積極的に使っていきたいと思いました。
子供に飲ませるための工夫
婿どのの家では、朝起きた時になるべく、100ml弱の経口補水液を子供に飲ませています。
寝汗をビッショリかいた子供たちは、朝ごはんを食べたら保育園に向かっていきます。
保育園でもビッショリ汗をかくであろう子供たちが熱中症にならないように、夜のうちに失った水分をニュートラルに戻してあげたいという思いからです。
でもうちの真ん中の子(3才)は、経口補水液を飲ませるとこう言うんです。
「なんかくっさい」
『へ? いや、くさいのなんて入ってないよ?』
「この水くっさくなっちゃってるから飲めない」
『…』
大人でもなんとなく飲みにくい味ではあります。
糖分と塩分のバランスが普通の飲み物とは違い、口の中に残るような味わいです。
それを子供なりに感じてるんだと思います。
でも、
飲んでくれないのでは意味がありませんので、婿どのはリンゴ酢をちょっとだけ混ぜてみました。
すると、何ということでしょう。
真ん中の子も気にせず飲んでくれるようになりましたよ( ´_ゝ`)
レモン汁でも少しスッキリしましたが、リンゴ酢の方がオススメです(お酢なだけにね)
最後しっかりとオチたところで、
今回の経口補水液のお話はおしまいにしたいと思います(*˙︶˙*)ノ”
普段は経口補水『塩』を持ち歩こう
今回ご紹介した分量の「砂糖と塩」(経口補水塩)を紙に包んでカバンに入れておけば、外で急に脱水対策が必要になった時にも対応出来きるのでオススメ。
500ml分 / /
◆砂糖 小さじ 3杯(大さじ1杯):9g
◇食塩 小さじ 1/4杯:1.5g
必要に応じて500mlのミネラルウォーターを自動販売機などで購入すれば、すぐに経口補水液を作ることが可能です。
緊急時に備えて、バッグの中に入れておくと良いですね!
この暑い夏を、健康的に乗り切りましょう!
- 経口補水液は自宅でも簡単に作れる
- 塩分の摂り過ぎになるので、飲み過ぎないこと!
- リンゴ酢を入れると飲みやすいオススメ
- 経口補水塩を紙に包んで持ち歩こう!
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