少しずつ漏れるのはやな感じ
2004年登録のSS800i.eさん。
もう16年戦士なので、少しずつおじいちゃんになってきました。
エンジンはすごい元気なんですけどね!走ってないから!
前回の車検で、初めて車検切れ状態を起こしてしまった婿どの(mmukodono)です(゜_゜)
車検のタイミングで、いつも頼んでるバイク屋さんが廃業してしまったからなんですが…
やはりもっと乗ってあげないといけませんね(´ω`)
さて今回は、
少しずつオイルが漏れる症状が出てきた為、原因を探し、部品を交換したよ、というお話です。
- オイルプレッシャースイッチは割とよく壊れるそうな
- パーツリストに載っているパーツはもう手に入らない
- 現行の車種が使用しているパーツで適合する
- 24mmのディープソケットが欲しいところ
- 交換は簡単だった
目次
原因を調べます
バイクを停めてる場所の地面を見てみると…
お漏らししてはります。
してないよ!と言っても地面にバッチリ証拠が残ってます。
エンジンにはじっとりと油が付いていて、油温センサーのケーブルや、マフラーにも染みています( ´Д`)=3
エンジンが暖まってくると、オイルが焼けて臭いがきつくなるし、マフラーからは白煙があがる始末…
オイルゲージが下がるほどは漏れていないのですが、少しずつ染みているだけでもかなり嫌〜な感じです( 一一)
一刻も早く、原因を探さなくてはなりません。
オイルプレッシャースイッチ周辺が怪しい
オイルで濡れているところを観察していくと、オイルキャップ周辺から下に向かってオイルでじっとり濡れています。
はじめはオイルキャップの問題かと思ったのですが、
隣にあるオイルプレッシャースイッチがかなり濡れています(・∀・;)
カプラーやケーブルも濡れてる有り様。
完全にここが怪しいです。
そこで、
カプラーを上に抜いてみました…
すると、
カプラーの中の端子もオイルで濡れています。
オイルプレッシャースイッチの構造はよく分かりませんが、スイッチからオイルが漏れる状態は異常です。
単純にケーブルが断線していて、オイルプレッシャースイッチが作動していない可能性もあるので、テスターでチェックしてみましたが、ちゃんと導通していました(。・_・。)
やはり、
スイッチ自体が故障していると思われる為、部品を探して交換したいと思います!
オイルプレッシャースイッチを探す
まずは純正のパーツリストから、該当するパーツの品番を調べます。
婿どのは、DUCATIの部品を探す際に必ずこちらのサイト を参考にさせて頂いています。
DUCATIのパーツリストが年式と車種ごとに整理されており、大変助かります。
2004年モデルの欄から、
SUPERSPORT800のパーツリストをクリックするとPDFが表示されます。
エンジン周辺のパーツが掲載されているページを探すと、ありました!
21番のパーツを表の中から探すと、
『539.4.030.1A』という名前のパーツだという事が分かりました(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ちなみにネットで検索していると、オイルプレッシャースイッチというものは、割とよく壊れるそうですね(・∀・;)
ネットで検索
品番が分かったら、今度は価格を調べます。
なるべく安く買いたいものです(。・_・。)
ネットで検索してみると…
パーツ屋さんのサイトでいくつかヒットしましたが、5000円くらいから、高いものだと1万円以上の値段で販売していました。
やば、オイルプレッシャースイッチ高杉…
しかし!
こんなときにはebay!!
でも探してみても、
送料込みだと、やはり5000円を超えてしまいます。
それでも諦めずに調べていくと、ヤフオクに、
『53940302A』という商品が2500円で出品されていました。
パーツリストで調べた部品名は
『53940301A』ですので、末尾の数字がひとつ違うだけです。
もしかしたら、SS800i.eでも使えるかもしれない!
と、『53940301A』と『53940302A』について調べてみました。
日本のサイトでは有用な情報がほとんど得られなかったのですが、海外サイトを巡回したところ、
『〜2A』はSS800よりももっと年式が新しい車種(新型モンスターやストファイ、ディアベル等)に取り付けられているオイルプレッシャースイッチのようです。
さらに、
『〜1A』の方はすでに生産されておらず、現在は『〜2A』のみしか手に入らないとの事でした。
え、そんな……
でも、
海外パーツショップのサイトには、
『〜2A』の適合車種に旧年式のDUCATIも含まれていて、SS800も対象でしたっ(´ω`)ヨカタ
調べたサイトは全て海外サイトでしたが、
Google翻訳のおかげでなんとかなりました(。・Д・)ゞアリガテェ
というわけで、
ヤフオクで『53940302A』のオイルプレッシャースイッチを即ポチ!
交換作業
必要な工具を調べる為にサイズを測ってみると、
24mmというかなり大きなサイズのレンチが必要です。
しかしうちにはそんな物ありません。
ソケットレンチだとカプラーに当たってしまうので、ディープソケットでないといけませんが、うちには22mmまでしかないので2mm足らず。
仕方ないので、
あんまりおすすめ出来ませんがモンキーレンチで対応しました。
早く終わらせたかったもので( ´Д`)=3
モンキーだと大変だった
早速取り外しにかかりましたが、エンジンのくぼみ部分にある為、モンキーレンチを入れたら隙間がほとんどない。
ちょっとずつしか回せません( 一一)
少し回してはひっくり返して付け替え…を繰り返す地道な作業の末、ようやく外せました!
すぐそこまでオイルが来てるんですね〜
油圧が高まると圧力でスイッチが作動するような仕組みになっているのでしょうか。
どちらにしろ、
オイルプレッシャースイッチの内部が故障したか、パッキン的なものが劣化してオイルが漏れているのは間違いなさそうです!
全然サイズが違う
せっかく取り外したので、新旧のオイルプレッシャースイッチを比較して写真に撮ってみました。
全体的なサイズも、ネジの長さも違います。
ちょっと不安になりますが、構造が同じなら大丈夫でしょう。
適合車種にSSも含まれていたし(海外サイトの情報だけど)。
取り付けも、モンキーレンチだと地道な作業なので大変でした(・∀・;)
何度もレンチを付け替えたので、写真で撮ると六角が傷だらけになっているのがよく分かります。
肉眼だとそんなに気にならないんですけどね!
24mmのディープソケットがあれば、こんなに苦労はしないですが、この為だけに用意するのも癪に障ります。
とにかく交換取付は簡単。完了しました(˘ω˘)
オイルプレッシャースイッチ交換まとめ
- オイルプレッシャースイッチは割とよく壊れるそうな
- パーツリストに載っているパーツはもう手に入らない
- 現行の車種が使用しているパーツで適合する
- 24mmのディープソケットが欲しいところ
- 交換は簡単だった
何度か走行しましたが、オイル漏れはなさそうです!
スイッチがちゃんと作動しているかどうかはどうやって確認すればいいのか分からないのですが、とりあえず不具合無く走ってますので良しとします!
後日、
パーツクリーナーでカプラー周辺を綺麗にしてから、配線をビニールテープで巻いて補強しました。
おしまい(*˙︶˙*)ノ”
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