ミルで挽くのが癒やされる!
ハンドルを回すとゴリゴリとした音。
手に伝わる振動。
そして立ちのぼる薫り!あぁ…!!
週に何度か、コーヒーを無性に飲みたくなる婿どの(mmukodono)です( ´_ゝ`)
苦さがガツンと来るだけのコーヒーは苦手ですが、香りの良いコーヒーを頂いたときは、とても嬉しくなりますね。
今までは、自分で豆を挽いてコーヒーを淹れるなんて思いもしませんでしたが、コーヒーミルを手に入れたので少し足を突っ込んでみたいと思います(・∀・)♪
- コーヒーミルでゴリゴリするのが最高に気持ちいい
- 挽き具合によって苦味や色、味わいまで違ってくる
- ペルーの豆(セコバサ)は苦さと酸味が特徴的
- 細挽き〜中細挽きが好みだった
ペルー・セコバサ共同組合のお豆ちゃん
初めてトライするコーヒーミル。
そして、
初めてのお豆は友人から頂いた、珍しい(?)ペルー産のコーヒー。
ヨーロッパでは結構注目され始めているんだとか。
Café Andino Qhapaq Ñan 〜アンデスカフェ・カパック・ニャン〜というショップで販売されている【セコバサ共同組合】生産のもの。
650円/100gであります。
非常に楽しみ!
【Myblend】扶桑軽合金製
そして、
こちらが今回使うコーヒーミル。
真ん中上部のダイアルを回して臼の間隔を調整し、挽き具合を変える仕組みです。
台座の下には吸盤が付いているので、しっかり固定され安心感があります。
ハンドルが大きいので回しやすいところも良いですね(*^^)
いかんせん場所を取るので、実家ではインテリアと化していました。
それでは可哀想なので引き取ってきた、という訳です、はい。
ドリッパーはメリタ
15年くらい前に、ダイエーかなんかのスーパーで600円くらいで購入した物。
ドリッパーなんて百均でも売ってるのに、高いもの買ってしまったなぁ
と当時は後悔していましたが、未だに現役で使ってますし、ドリッパー次第でコーヒーの抽出具合も変化するというので、ちゃんとした物を買って良かった、と思うようにしています(´ω`)
では、
実際にコーヒーを淹れてみたいと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ミルで粒度を調整して飲み比べ
ミルの上部にあるダイアルを回して、豆の粒度を調整していきます。
細かい方にダイアルを回すと、
ネジが締まっていき、臼との隙間が小さくなっていきます。
一番下まで来た場所の目盛りを0として、何目盛り戻したかで粒度の調整を行います。
注:ネジの締めすぎると臼が傷ついてしまいますので気を付けましょう!!
中細挽き・ペーパードリップ
まずは、
ペーパードリップでコーヒーを淹れる際の目安として大体の入門書で紹介されている『中細挽き』に挑戦。
ただ、
Myblendの取扱説明書が無く、ネット検索しても何目盛りが中細挽きになるかが分かりません。
そこで、
同じくコーヒーミルを製造しているHARIOのホームページ をのぞいたところ、
7目盛り分回すと『中細挽き』になるとのことなので、それに則ってやってみたいと思います。
目盛りを最細の状態から、7個分ダイアルを戻してセット完了。
コーヒー豆の計量
次に豆を測ります。
豆の量は一杯10gが一般的のようですが、
いつも使うコップが小さいのと、濃い目のコーヒーだと胃がもたれちゃうお子ちゃま体質なので、8gのコーヒー豆で淹れたいと思います!
豆を測ったらいよいよミルに入れて挽きます!
ゴリゴリゴリゴリ…
最高に気持ちのいい瞬間っヽ(´ー`)ノ
受け皿を引き出すと…
【中細挽き】はグラニュー糖くらいの粒度と言われますが、
実際にグラニュー糖くらいの粒度に挽けているのか…
婿どのはプロじゃないので分かりません(・∀・;)
でも、
ドリップコーヒーでよく見る感じの挽き具合なので多分大丈夫!
殻みたいな物が混ざっているので、息を「フッフッ」と優しく吹きかけて、不純物を飛ばしました。
つい最近見た『相棒』の再放送で、犯人がやってました笑
続いて、ドリッパーにペーパーをセットして挽いた豆を入れ、少量のお湯を注いで少し蒸します。
そのまま少し待ったら、お湯を注いでいきます。
ゆったりとした時間が流れます。
少しずつ溜まっていくコーヒーを眺めているのもいい感じです。
出てきたコーヒーは茶色よりも赤みがかかった色をしています。
フレッシュな感じがする色(また適当ことを言っている)なので、飲むのが楽しみです!
いざテイスティング
飲んでみた感想は、とてもライトな口当たり。
お子チャマ体質の婿どのには非常に飲みやすい!
その割には特徴のある苦味が最初にきて、その後若干の酸味を感じます。
全体的にスッキリした味わい。
ただ、
挽いているときの薫りが抜群だった割に、コーヒー自体の薫りを引き出せてない感じがします。
飲んだあとの余韻がもうちょっと欲しい!
ここは入れ方で改善できるのかもしれませんね。
難しい。。。
初めてなので、工夫を重ねていきたいと思います。
中〜荒挽き・ペーパードリップ
翌日、
挽き具合を変えてコーヒーを淹れてみました(・∀・)♪
前回は7目盛り分回して、中細挽きでコーヒーを入れましたが、今回は少し粗めに挽いてみたいと思います。
そこで、9目盛り回した状態でコーヒー豆を投入!
Let’s ゴリゴリ!
出ました!
当然ですが粒度が荒くなりました。
一般的に粒度が荒くなると、苦味が緩和されるといいますが、どうでしょうか。
抽出されたコーヒーの色味はさほど変わりません。
では飲んでみます。
おっ、
やはり苦さが抑えられ、さらにスッキリとした印象です。
かなり飲みやすいので、普段から頂けそう。
これはこれでアリですね。
細挽き・ペーパードリップ
さらに翌日…
今度は細挽きで頂いてみたいと思います。
中細挽きの7目盛りよりも、細かい方へダイヤルを回します。
今回は目盛り4で頂きます。
ゴリゴリゴリ…
かなり細かくなった印象です。
殻を除く為に息を吹きかけると、粉ごと飛んでしまうので辞めました( ´Д`)=3
抽出されたコーヒーは、かなり色が濃くなっています!
一口飲んでみると…
これは、
苦味と酸味がはじめにドンッとくる印象。
このコーヒーの個性が出てきた感じがします( ´_ゝ`)
かといって飲みにくい訳ではなく、スッキリ感もあるので、朝一番にコーヒーを頂くのであればこのくらいが良いかもしれません。
4〜7目盛りあたりに、このコーヒーのベストバランスがあるのかもしれません。
中細挽き(微粉除去)・ペーパードリップ
さらに、
茶こしで微粉を除去してから淹れた方が飲みやすくなると聞いたので、やってみました。
目が細かいタイプの茶こしです。
これに挽いたものを入れて、フリフリします(´ω`)
まさに微粉。
かなり細かい粉が振るい落とされます。
さて、飲んでみましょう。
ふむ、
やはり苦味が抑えられている気がします。
微粉を除去することで、純粋に中細挽きのコーヒーを味わう事ができるということになります。
挽き具合によるコーヒーの違いを比較するためには、微粉の除去を行った方が正確になると思います。
面倒くさいけど。
【番外編】極細挽き・ドルチェグスト
過去の記事でドルチェグストの詰め替えカプセルを購入し、手持ちのコーヒーを淹れてみた記事を書きました。
今回もドルチェグストを使ってみたいと思います。
ドルチェグストでコーヒーを淹れる場合は、極細〜細挽きくらいが良いです。
というか、
そのくらい細かくないとちゃんと抽出できません。
そういうわけで、
細かい方から目盛り1個分だけダイヤルを回しました。
それを詰め替えカプセルに入れていきます。
しっかりギュッと詰めることで、ドルチェグストで圧力をかけてコーヒーを淹れることが出来ます。
ドルチェグストにセットしてスイッチオン!
二回に分けて淹れるのが、自分なりのコツです。
こうして入った目盛り1のコーヒーは、濃厚で濁りがあり、クレマが浮いています。
では、味わってみます。
うん、
ドルチェグストでコーヒーを淹れると、ペーパードリップとは違いコーヒーの油分も一緒に抽出されるので、一気にボディ感のあるコーヒーに仕上がります。
今までのライトな口当たりとは違い、まったりとした味わいになります。
粒度が細かくなると一般的に苦味が強くなると言われますが、
油分が強いからか、苦味が相殺されている気がします。
後から酸味が口に残り、濃厚な味わいながら意外とスッキリと頂けました。
ただもう1目盛りくらい粗めでもいいかもしれません。
細かすぎて濁りがあり、雑味が出ている感じがします。
全体的な感想はというと、
セコバサ協同組合のコーヒーは苦さと酸味がハッキリしていて、重ためなコーヒーは苦手な婿どのでも、飲みやすいコーヒーでした(˘ω˘)
ペルーの豆飲み比べまとめ
- コーヒーミルでゴリゴリするのが最高に気持ちいい
- 挽き具合によって苦味や色、味わいまで違ってくる
- ペルーの豆(セコバサ)は苦さと酸味が特徴的
- 細挽き〜中細挽きが好みだった
やってみてコーヒーはミルの挽き具合だけをとっても、とても奥の深い世界だと思い知らされました(゜_゜)
手間はかかりますが、あれこれ試行錯誤するのは楽しく、出来上がったコーヒーもやはり市販のものを頂くよりも美味しく感じます!
コーヒーを挽く瞬間は五感を刺激されて、とても贅沢な時間。
婿どのはどちらかと言えば面倒くさがり屋なので、はじめはドリップコーヒーですらおっくうだったのですが、今は一つの楽しみになっています(*^^)v
つまり、
まめな性格じゃなくても楽しめる、ということです。
コーヒーだけにね!
では(*˙︶˙*)ノ”
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