実際効果ありました!
車やバイクの内装パーツに使われている無塗装樹脂パーツの弱点が劣化による白化…
色あせが目立ってくると途端にボロく感じるので、ここはなんとか対策したいところ。
DUCATIだった頃は一ヶ月に一度くらいだったのに、スクーターに乗り換えたら毎日乗ってる婿どの(immukodono)です(・∀・)♪
コロナ禍で気持ち的に色々おっくうになっていましたが、バイクを買い換えたら気分も変わって、DIY魂がふつふつと湧いている今日このごろです。
今回は、
購入したのが中古のバイクということもあって、劣化した樹脂パーツの色あせ部分を復活させる方法を試してみました^^
- 白化の原因は紫外線・熱・水など
- 激落ちくんは結構大変
- NURICOMはたくさん使えるのでお得感
- 伸びが良いから施工も簡単で◎
なぜ白くなってしまうの?
そもそもなぜ白くなってしまうのかについて、【くるまのニュース】というサイトにこうありました
なぜ黒色や灰色の樹脂パーツは白くなるのでしょうか。
クルマの板金・塗装業をおこなう整備工場の佐藤氏は、次のように説明します。
「樹脂パーツが白色に変化する理由は、直射日光(温度変化)や雨・風などによって樹脂がダメージを受けることで起こる経年劣化が原因です。(略)」
*くるまのニュースより引用
なんとなくザックリとした説明ですが、色々なサイトを読んでみた内容をまとめると、
- そもそも樹脂パーツは無塗装のため外部ダメージに弱い
- 紫外線によって樹脂は化学変化を起こし、樹脂を変質させる物質が生成される
- 化学変化は熱や水分によって促進される
- 水分に含まれるミネラルなどによる水垢も白化やムラの原因となる
などが挙げられるようです((φ(・д・。)
紫外線による化学変化については、『田口技術士事務所』の【製品設計知識 】というサイトがとても分かりやすく勉強になりました!
白化を直す方法
ということで、
白化の大きな原因は樹脂表面の変質というわけでした。
変質を予防するには紫外線対策を行う必要がありそうですが、すでに変質してしまった表面を蘇らすにはどのような方法があるのでしょう?
これもあれこれググってみると、
- メラミンスポンジでこする
- コーティング剤にお世話になる
- バーナーやヒートガンなどで加熱する
などの方法が出てきました。
そこで今回は、
・メラミンスポンジでこする
・コンパウンドで磨く
・コーティング剤にお世話になる
の3つを試してみました!
メラミンスポンジでこすってみた
メラミンスポンジというのは、つまり「激落ちくん」のことですね^^
ふわふわしているけど、実際はとても硬い素材を発泡状態にして固めた物なので、劣化してしまった表面を削り落とす事ができます。
YouTubeなどではメラミンスポンジで削ったらメチャクチャ綺麗になった!!的な動画がいっぱいありました。
では実際どうなのかやってみました!
スポンジを少し濡らして、地道にコツコツ磨いていくわけですがかなり根気が入ります。。。
確かに綺麗になった気もしますが、パッと見じゃあんまり分かりませんね。
しかも、水分が乾いてくると削れた表面がカサカサでムラも目立つようになりました。
婿どのの感覚としては、頑張った分量と効果が見合わない気がしますね(。・_・。)
コンパウンドで磨く
同じ表面を削るのであれば、コンパウンドを使ってムラなく磨いた方が良いのではないかと思ったので、やってみます(´ω`)
コンパウンドを塗り込んで、スポンジでくるくると優しく磨いていきます。
激落ちくんはどんどん削れてくるので広範囲を磨きにくいのが難点でしたが、コンパウンドはそんなことがないのでいつまででもやっていられそうです。
ただ、
綺麗になっている感はないので、コンパウンドを落としてみてどうかですね。
激落ちくんの方がちゃんと黒くなっているかな〜と思いますが、立体的なパーツは角度があるところに白っぽさが残ってしまいがちだったり、一長一短。
また、
樹脂パーツ自体に凸凹の模様があるので、白化が深く進んでいる部分などはなかなか落とすことが出来ませんでした。
NURICOMというコーティング剤
そこで、
今度は塗るだけで樹脂の白化を改善することが出来るコーティング剤に手を出してみました!
当然婿どのはコスパ重視なので、色々なサイトを横断してみて、値段も安めで良さそうなこちらの商品を試してみました(*´∀`)
クーポンなどを使い、送料含めて1500円くらいで購入しました。
こういうコーティング剤はピンキリなので、値段についてはなんとも言えないですが、レビューなどから試す価値ありと判断。
50mlという内容量は少ないのかな?と思いましたが、伸びがとても良く、1〜2滴スポンジに垂らしただけでハンドル周りのコーティングが出来てしまうほどでした。
公式の説明によると、250ccのビッグスクーターで約8〜10台分の施工が可能とのこと。
たとえすぐに効果が薄れてきても、それだけ使えればかなりお得感があります( ´_ゝ`)
で、
実際に塗ってみたのがこちら
色調回復コーティングというだけあって、新品時の綺麗さに戻ったかのような仕上がりで、ビックリしました(゜_゜)
まぁ、
中古で買ってるので、新品がどんな感じだったのかは分かんないんですけどね(๑•́ω•̀)
ただ、
白化が濃い部分は、白さが少し残ってしまったところもありました。
メラミンスポンジなどでしっかりこすってからNURICOMを使うと、より効果的なのかもしれませんね^^
メラミンスポンジでしっかり磨いて綺麗にしてから、NURICOMを塗りこんでいきます!
全体的に塗りこんでいくと、
白髪まみれの中古車が、黒々と若々しい体を取り戻したかのよう(言いすぎ?)になりました。
前述しましたが、伸びがかなり良いので、塗り広げるのがかなり楽です。
やって良かったですねー!
時間が経って、足元は若干白くなってきたような気がしますが、傷や汚れがひどくて真っ白になっていたことを考えると、まだ許容範囲だと思います。
注意点としては、
施工後は滑りやすいので、足元に塗る場合は余分な成分を拭き取るなどした方が良いですね(´ω`)
ちなみに公式ページのQ&A には、紫外線予防効果もみられるという説明もありましたので、樹脂パーツの劣化防止対策にもなりそうです。
NURICOMレビューまとめ
- 白化の原因は紫外線・熱・水など
- 激落ちくんは結構大変
- NURICOMはたくさん使えるのでお得感
- 伸びが良いから施工も簡単で◎
塗る前は『ちょっとボロいかも…』と思っていた婿どののバイクでしたが、
塗ったあとに会った友達に、
『中古なのに結構綺麗じゃん!』
と言われて嬉しかったですね^^
コーティング剤にも色々ある中で、他のものを使ったわけではないのですが、NURICOMは満足度が高い仕上がりになったので不満はありません(˘ω˘)
せっかく乗っているならいつまでも綺麗に乗りたいので、「色褪せてきても復活できる」というのは心強いですね!
一度に使う量が少ないので、空っぽになるまではまだまだ時間がかかりそうですが、そのうち他の方法も試してみたいと思います。
では今日はこの辺で(*˙︶˙*)ノ”
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