憧れの電気自給自足生活
少ないながらも水や食料の備蓄は用意していますが、今まで手を付けてこなかった電力問題にも着手したのであります!
子どもたちが学校から持ち帰るiPadの充電だけでも、電気代が気になる婿どの(immukodono)です(・∀・)♪
今回は、災害対策として購入したポータブル電源をレビューしたいと思います!
一緒に購入したソーラーパネルで、どのくらい家庭の電力を賄えるのかも気になるところですよね♪
ベランダが真東の我が家で、どのくらい発電できるのかも検証します^^
- ポタ電は信頼と実績の大手メーカーを選ぼう
- ソーラー発電はなかなか険しい道…
- でも買ってよかった!
目次
ポタ電は高い買い物…
電気を貯めておき、必要なときに使うポータブル電源。
ポータブルというだけあってコンパクトなものもあれば、大人がやっと動かせるくらいの大きなやーつもあります。
大きいものだと10万円をゆうに超えてくるので、なかなか手が届きません。
小さいものだと3万円くらいからありますが、実際に使うには容量的に物足りないかも?
時期的にブラックフライデーという事もあって、いい感じのサイズをリサーチしていたら、
丁度なのか?
交通事故に合ってしまったわたくし。
意図せず、まとまったお金が手に入りました( ´Д`)=3
痛い思いをしたけれど、こちらが無過失だったので、しっかり賠償金を頂いて…
そのお金を元に、EcoFlowというメーカーのポータブル電源を購入!
ソーラーパネルと一緒に買ったので、災害時のバックアップ電源などにも活躍してもらいたいですね!
容量的にEcoFlowのどれにするべき?
ポタ電を購入する際に、容量と価格と信頼性を検討した結果、我が家ではEcoFlowというメーカーの「RIVER 2 PRO」というポータブル電源を購入しました。
バッテリー容量は768Wh。
簡単に言えば、768Wの家電を1時間使う事ができます。
一般的な電子レンジは500〜600Wなので、1時間以上レンジをつけっぱなしにする事が出来ます。
(そんな事普通はしないけど)
電力的にはかなりあるな、と。
生き延びる、という点で考えると足りないかもしれませんが、ソーラーパネルで非常時にも給電できることを考えれば安心感がありますよね。
金額的にもなんとか手が届くラインなので、どうせ買うならこのくらいは欲しいところです(*´▽`*)
ポタ電のメーカー選び
そもそもなぜEcoFlowにしたかというと、
まず、ポータブル電源業界の中でシェアが一定程度ある事が重要でした。
高価な買い物であるからこそ、サポートや保証が重要だからです。
ポータブル電源のメーカーとして有名なのは、「アンカー(ANKER)」や、「Jackery(ジャクリ)」、「JVC」など。
EcoFlowを含め、これらメーカーは、
ポータブル電源としては先駆け的なメーカーであり、保証なども充実しています。
しかし、
能登半島地震など、災害に備えた需要の高まりにより、アマゾンや通販カタログなどには得体のしれないメーカーのポタ電も多数販売されるようになっています。
電気を蓄える電池は、発熱や発火など時に命に関わる不具合を出すこともある代物。
安さを全面に押し出しているような蓄電池には、気をつける必要がありますよね。
EcoFlowの特徴
で、
大手メーカーのポータブル電源を調べていくと、ほとんど性能に変わりはないのが実情です。
違いが出るとしたら、
容量の違い、コンセントやUSBのアウトプット端子の数、アプリの完成度などです。
この点を総合的に判断した結果、
我が家では使い勝手が一番良いと判断した製品が、たまたまエコフローのRIVER 2 PROという訳だったんですね。
ここでは簡単にEcoFlowの特徴について挙げていきたいと思います。
・気になる保証について
購入時、通常2年間のメーカー保証が受けられますが、EcoFlowではアプリから製品登録を行うことで最長5年間に延長できるのがありがたいところ\(^o^)/
バッテリー自体も【リン酸鉄リチウムイオン電池】を搭載しているので、3000回の充放電サイクルで約10年間は通常使用できる、とされています。
特に、
EcoFlowのサポートについては、かなり優秀という印象を持っています。
アプリからチャットで問い合わせることができ、製品の仕様に関する疑問点について何度か対応して頂きました!
時間帯などにもよると思いますが、
誠実な対応だったのでかなり好印象です^^
・全部で11個の出力がある
夜寝る前の我が家のポタ電は、
学校のiPadやら、ニンテンドーSwitchやら、
あらゆるデバイスが繋がれたカオス状態に…
その点、RIVER 2 PROは、
USB-Aが3つ、タイプCが1つ、ACコンセントが4つ、シガーソケット1つに、DCが2つの計11個で、あらゆるデバイスを受け止める器の大きなお方です。
DCは使い道が少ないけど、シガーソケットは以前の記事 でご紹介したUSB充電器などを装着すれば、さらに拡張可能ですね(*^^)v
アウトプットの数が多いのは正義!
アプリで出来ることが多い!
各社でアプリの完成度は異なると思いますが、エコフローのアプリはなかなか使い勝手が良いですね。
ポタ電自体に操作ボタンが無いので、設定は色々とアプリで行っていきます。
先ほど述べたサポート連絡に加えて、
いろいろなカスタムを施すことができる点に、ポタ電の未来を感じさせてもらいました!
ちょっと何言ってるか分からないかもしれませんが…
ソーラーパネルからの充電とコンセントからの充電のバランスを変えたり、デバイスへの放電の限度を変更したり、と結構細かいことも可能。
例えば「放電限度」を写真のように8%に設定しておくと、どんなに使い過ぎても残りの容量が8%に達したら、放電を停止してくれます。
いつ起こるかわからない災害に備えて、
常に電力を蓄えておきたい場合は、放電限度を上げると良いですね^^
また、
「バックアップ予約」をオンにすると、上の写真のケースでは、20%に設定していますので、ここまではコンセントから充電とソーラー充電を併用し、容量が20%を超えるとソーラー充電のみとなります。
ソーラーの割合を多くして、節電したい家族にはありがたい項目です!
もちろん不満もありますが、製品によっては自動化を組み込むことが出来たり、ポタ電の可能性を感じさせてくれるアプリです!
アプリと本体のアップデートも定期的にあるので、その点も安心感があります!
・その他いろいろ
コンセントから充電する際のスピードの速さも特徴の1つですね。
70分で100%まで充電可能なので、アウトドアなどで外に持ち出す際にも、すぐチャージできるのはありがたいです。
これは当たり前かもしれませんが、
50Hz/60Hzの周波数の切り替え可能なので、西日本・東日本など地域を問わず使用できます。
ソーラーパネル展開!
次に、ソーラーパネルのお話を簡単に。
セットで購入したEcoFlowの110Wソーラーパネルは、持ち運びと展開がしやすいように工夫されています。
折りたたんでバッグに収納することが出来、展開する際はそのバッグが立てかけるための支えになります。
しかし我が家のベランダはとにかく狭い!
パネル自体の横幅も広いのに、斜めに立てかけられたら、足の踏み場がなくなります。
しかし、
こんなかさばるものを置く場所はベランダしかない!
ということで、
柵の向こう側に、結束バンドで固定してしまいました!
地面に対して90度で固定しているため、太陽の向きに対応できず発電量が少なくなってしまいますが、致し方ないですね。
前回の記事 でベランダに電源を通すために、エアコンの冷却水ホースを通している穴を利用しましたが、今回も同様の方法でソーラーパネルのケーブルを部屋に引き込みました。
ソーラーパネルのケーブルは【MC4】という形式のものとなります。
長さ3mの延長用ケーブルを、楽天で安く購入しました!
実際の発電量
では実際に発電しているところを観察してみましょう!
検証したのは5月初旬です。
我が家の間取りは、ベランダが真東。
なので朝方は太陽が当たりますが、一番発電量の多いトロの時間帯は、ほとんど日が当たりません。
90度で設置していることに加えて、かなりパネル泣かせの条件です!!
朝8時にピークを迎えて、11時という一般的には「これから!」の時間に、0Wという厳しい結果です。
それでも調子が良ければ、1日で20パーセント以上チャージすることができます。
ただし、
冬になると日の出も遅く、太陽の角度も低いので、1日の発電量は多くて10パーセントくらい。
冬は晴れの日が多いのが唯一の救いですが、やはり東側のベランダで発電するのは結構ツライものがあります。
それでも定格110Wなのに、この条件下でピーク時61Wなのはなかなか頑張っていると思います(*^^)v
夏場は80W超えの日もありましたから。
ちなみに、
少しでも曇ったり、ガラスをはさんだり、パネルと太陽の間を遮るものがあると、ほとんど発電できなくなってしまいます。
5月初旬、日差しを感じるくらいの薄曇りだとどうでしょうか?
一番のピーク時間に、たったの14Wしか発電していません。
もうワットのWが草に見えてくるくらいですw
朝だけでいいから、毎日スッキリ晴れて欲しいと願う毎日!
屋上のある家に住みたいぜ!
電気は貯めたら使うのが、うち流
かくして、
コツコツ必死にかき集められた電力。
どうする?非常用に貯めとく?
いやいや、
「日々の生活でしっかり使おう!」
というのが婿どの一家のマイルール。
パソコンの充電に使ったり、アロマポットを炊いてみたり。
はたまた、
晴れた日に発電して、雨の日の洗濯物を乾かすのに電気を使う。
こんな事が出来たら最高ですよね?
ということで、
前回の記事 で紹介した衣類乾燥機の電源を、エコフローから取って運転させてみました!
使用中、電力量はかなり変動しましたが、過負荷状態にならずに運転できました。
100%溜まっていれば1時間くらいは乾燥機を回すことができるので、アリっちゃ有りですが、梅雨の時期は曇りか雨なので、発電量はほとんど期待できません。
ソーラーだけで賄うのはかなり大変そうです…
ということで、
平時の運用は、デバイスの充電ばかりになっております
それでも災害時への備えとしては本当に安心感のお買い物でしたし、少しながらもソーラーで電力をまかなえているのはありがたい限りです!
買ってよかったと思います^^
エコフローのポタ電まとめ
- ポタ電は信頼と実績の大手メーカーを選ぼう
- ソーラー発電はなかなか険しい道…
- でも買ってよかった!
自宅に遊びに来た友人がポタ電を見るなり、
「あ、それ買おうか迷ってるんだよね!使ってみてどう?」
と聞いてきました。
結構みなさん、ポタ電の存在が気になってきているようです。
自分はDIYをするので、外で電気工具を使いたいときに持ち運ぶこともあります。
キャンプをする人は車に積んでいけば、お湯を沸かしたり冷蔵庫をつけたりできるので良いですよね。
バーベキューの時に扇風機を点けたり、活躍の場はたくさんありそうです!
エコフローという会社は、災害時にはポータブル電源を自治体に無償で提供したり社会貢献活動を行っています。
また、最近はCMを流すようになりました。
まだまだ一般的には無名ですが、少しづつですが存在感を増し始めています。
ポタ電以外の公式グッズも結構あり、結構かっこよかったりするのでちょっとファンになってます(笑)
今度はかぶりながら発電できるハットが発売されたので、来年の夏にトライしてみるか悩み中。
また面白いものを見つけたら記事にしたいと思います!
それではまた(*˙︶˙*)ノ”
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